2038年01月19日

初めて当ブログをご覧になる方へ

このブログは「非国民でサヨクでオタクで左巻きのヘタレ野郎」を自認するあぐりこらの床屋政談のブログです。エントリへの賛同・批判のご意見や誤字脱字その他誤りのご指摘などのコメント・トラックバックは大歓迎ですが、スパム対策などの目的でいくつか制限をかけているので送信してもブログシステムに拒否されることがあります。また、送信に成功した場合も直ちには反映されませんのであらかじめご了承ください。詳しくは「このブログについて」タグのエントリをご参照ください。

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2012年09月04日

橋下徹 feat. 利根川幸雄

〜今の日本、皆さんにリンゴを与えることはできません。リンゴのなる木の土を耕し直します〜

しょっぱなから厨二病くさい大阪維新の会の「維新八策」ですが、俺はこれを見てほぼ瞬間的にひらめきました。もとろん「賭博黙示録カイジ」の中ボスこと利根川幸雄先生の有名な台詞を、です。最近はAAのまとめなんてものもあって、この種の台詞を検索するのに苦労がなくていいですね。橋下風にアレンジするとこんな感じですね。

耕す・・・・・・!
耕すが・・・
今回 まだ 畑に植える作物の
指定まではしていない

そのことを
どうか有権者の皆さんも
思い出していただきたい

つまり・・・・
我々がその気になれば
次に植える作物は
大麻、オニゲシ(※麻薬の原料。食べられません)ということも
可能だろう・・・・・・・・・・・・ということ・・・・!
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2012年02月26日

あーあ、語るに落ちちゃった

金・土と風邪で寝込んでいたのですが、さすがにそろそろ復調してきたので退屈しのぎにブログ書いてます。昨日に引き続き今日も橋下ネタ「橋下市長が謝罪…「維新議員、程度悪い」職員直訴 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」および「橋下市長「1回は許して」…維新市議で職員直訴 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」を取り上げます。

「常識がない。担当でない場合でも、議員の力を借りて詰問してくる。特に若い議員の社会人としてのマナーを再教育すべきだ」。

 「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長に23日、市職員から送り付けられたメールには、維新市議団についての苦言が事細かにつづられていた。橋下市長はすぐに謝罪のメールを返し、維新も24日に全所属議員を緊急招集、注意喚起する方針を決めた。
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2012年02月25日

日本は情けない国になってしまった

橋下市長「日本は情けない国に…」がれき処理で : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」たしかに情けなくなりましたね、こんな発言がもてはやされてしまうんですから。

被災地がやってほしいと言っていることを棚に上げ、自分たちでやれることをやるというのは、逃げだ
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2012年02月12日

ハシモト市長閣下の独特な「税金の無駄遣い」観

基本的人権のひとつに「財産権」というのがあります。要するに俺がまっとうに稼いだ金は法と公共の福祉に反しない限り俺がどう使おうが勝手で、私有財産を他人に勝手にかっぱらわれないという、資本主義国では至極当然な権利です。しかし呆れ果てたことに、この権利を理解しない人間が結構な数いるのですね。

日本教職員組合(日教組)は「主任手当」という制度に反対しているので、各地方の教職員組合は組合加入の「主任」の「主任手当」を教育委員会に一括返還するために集めていたのですが、ある地方の教職員組合で、教育委員会が返還を受けてくれずに巨額に膨れ上がってしまったそのお金を組合幹部が政治献金した事件がかつてありました。組合員は自分の「給料」から組合にお金を払っただけで、その金で組合が違法な政治献金をしたのですから組合が悪い、という事件じゃないかと思うのですが(組合員が全員政治献金への流用を知っていてなお払い続けていたわけではないと思います)「教育の質の向上に使われるべき税金が不正に流用されているのはケシカラン」というめちゃくちゃな理屈が飛び出しました。

しかし、不思議なことに自衛官の違法薬物購入(大麻取締法・麻薬取締法違反)や援助交際(売春防止法または児童ポルノ禁止法違反)などが起こっても「国防の質の向上に使われるべき税金が不正に流用云々」と言う人は滅多にいません。こうして考えると、この種の「税金の無駄遣い」論は、特定の思想的背景を持った輩が気に食わないやつに対してのみ使う難癖であると断言しても差し支えないと思います。

さて、当ブログの更新を長らくサボっていたら、クソ知事こと橋下徹氏は府知事を辞めて市長になってしまいました。もうクソ知事とは呼べなくなってしまったのに新しい呼び名を思いつかなくて困っているのですが(ブログのタグどうしよう……)、それはさておきさっそく調子に乗って、橋下氏の「大阪都構想」に批判的な大学教授についてこんなことをツイートしています。

浜さん、あなたの紫色の髪の毛とその眉毛、そのために国民はあなたに税金を投入しているんじゃないんですよ!番組の前半を見ずに出演してしまったから質問に冷静に答えたしまったよ。前半で、この浜さん、僕に対して自分だけが幸せを感じている人だって。それを聞いていたら容赦なく論戦したのに残念。

大学教授が給料で髪の毛を何色に染めようが当人のご勝手です。大学教授は論文書いたり研究したりしてお給金をもらっているわけで、頭の色が紫だからお金をもらっているわけじゃありませんから税金の無駄遣いというのは不当な言いがかりです。他人の見た目をdisるってのは要するにほかに批判すべき点を挙げることができない人間のやぶれかぶれな詭弁だし、橋下自身も弁護士時代は髪の毛を染めていましたし、そもそも大阪府民は、府知事時代に橋下氏が業務時間内にフィットネスクラブに通うためには税金を投入していなかったんじゃないかな。とまぁ、癖っ毛で悩みを抱える俺としては俄然ムカッと来たわけですが、呆れ果てたのはその後(前?)です。

橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」に所属する堺市議会議員が飲酒運転とひき逃げで警察に逮捕されるという事件が起きるのですが、紫頭ツイートの直前に現れる、この件についての橋下氏のツイートは以下のとおり。

1月2日、大阪維新の会所属の西井勝堺市議がひき逃げ容疑で逮捕されました。報道によれば「酒を飲んでいたので通報しなかった」と供述しているとのことです。被害者の方の命に別条はないと聞いております。不幸中の幸いでした。
このような状況下で、大阪維新の会のメンバーが今回の大失態を犯したことにつきましては、被害者の方と府民・市民の皆様にお詫びしようがありません。4日の全体会議においては、メンバーに対して、我々が置かれている立場の認識を再度徹底致します。本当に申し訳ございませんでした。
大阪においては交通死亡事故が全国ワーストであり、交通ルールの順守徹底を知事時代に呼びかけておりました。府警に対しても取り締まり強化をお願いし、特に飲酒運転撲滅キャンペーンを府民と府警で展開していたところです。
大阪維新の会のメンバーがこのような大失態を犯したことを謹んでお詫び申し上げます。松井幹事長と協議をし、事実確認した上で除名処分にすることを確認しました。大阪維新の会堺市議団を通じて、西井容疑者に対して議員辞職勧告もします。4日に維新の会の全体会議を行いまして正式に決定します。

これだけです。市会議員の報酬は税金から払われていますから堺市民は飲んだくれひき逃げ野郎の飲み代のために税金を投入しているとでも言うのでしょうか。こういう事件についてこんなツイートした直後に大学教授の紫頭が税金の無駄遣いとか滔々とまくし立てられる神経にはある意味で感動します。きっと炭化珪素の単結晶かなんかでできてやがるんでしょう。

その後も橋下氏は自分に批判的な学者に延々と税金の無駄だの税金を取り戻せだの好き勝手な誹謗中傷を繰り返していますが、逮捕された堺市議の議員報酬に関しては一切音沙汰無しです。いやー公金で禄を食むというのは大変なことなんですねー(棒読み)。

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2011年08月17日

産経抄がネタ過ぎて爆笑

今年も敗戦記念日(VJ DAY/光復節)が過ぎてしまいました。俺は前日コミケに行きそびれて腑抜けてたんですが。

さて、8月の産経といえばやたらと電波を飛ばしまくることで一部愛読者に好評を博していますが、愛読者の端くれを自認する俺をもってしてもこの展開は読めなかった、というのが8月7日と9日の「産経抄」による合わせ技でした。まず7日から。

戦後、日本文化が深刻な危機に直面したことがある。当時、支配していた連合国軍総司令部の民間情報教育局(CIE)が、日本語のローマ字化を企図したのだ。漢字は習得が難しいから日本人の教育程度は低い。このため戦前、軍部の独走を許したのだという。
乱暴至極の理由だったが、日本人にも賛同者がいた。小学校で算数をローマ字で教える「実験」も行われた。しかし文部省の教育研修所が日本語の読み書き能力の調査をしたところ、過半数が90点満点で80点以上だった。心配ご無用となりCIEも断念したのだ。
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posted by あぐりこら at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月18日

わかった。「建設的」な推進派は「建設」を馬鹿にしてるんだ。

原発で大事故発生→反原発派「だから俺ら反対してたじゃねーか」→推進派「そんなことを今言ってどうする!建設的じゃない!!」……これって「建設」に対して極めて失礼な言いぐさなんですが、どうもそういう自覚はお持ちでないようです。

地面の上に何かを「建設」するなら、建設よりも設計よりも先に敷地の地質をちゃんと調べて、軟弱地盤だったらしっかり対策をしておかないと、地震や大雨の時に酷い目に遭います。今回の地震でも、横浜の沿岸部や浦安や豊洲みたいな埋め立て地の、改良工事を端折った造成地では、地震自体による被害はほとんど無くても液状化現象で惨状を呈していますよね。

以上は実際の建物の「建設」の話ですが、では原発問題における「建設」的な議論のあり方はどうでしょう?原発の「安全神話」は嘘だった、嘘と知って反対派をdisっていた推進派は不誠実だったし、知らずにdisっていた推進派は無知だったと認め、そういう無知や不誠実を改めた上で議論をしましょうってのが、地盤調査で出た「軟弱地盤です」という結果を真摯に受け止め、必要なら改良工事をしてから建物を建てるのに相当する「建設」的な態度じゃないかと思いますが、現実はまったくの正反対。福島の原発事故で安全神話がまやかしだと露呈したことに目を背け、自分たちが安全神話を奉じて反対派をdisっていた無知や不誠実を改めた上で議論をするつもりなど全く無いようです。非「建設的」にも程がありますね。

軟弱地盤を疎かにしたまま「無知」「不誠実」な推進派となぁなぁで「建設的」に議論をしたら、できあがるのは一体どんな「建物」なんでしょう。古人の言う「砂上の楼閣」以外の何かだったら驚きです。

ラベル:トンデモ
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2011年04月17日

「停電で弱者が死ぬ」!?馬鹿言うな、お前らが殺すんだろ

更新をサボっている間に大地震が起きて福島の原発が盛大にぶっ壊れました。反原発な人は当然「だから反対してたのに」と言ったわけですが、コレが原発推進派(つーかもうコレ「信者」じゃないの?)の癇に障るらしく「ここぞとばかりに得意がるとは不謹慎」「建設的でない」などというむちゃくちゃな理屈でこれを糾弾しようとしていまして、余りの馬鹿らしさに失笑を禁じ得ませんでした。

さて、この人たちは震災から一月が経過して「じゃあ今後日本のエネルギー政策はどうするか」みたいな話が出て来た時に、またぞろ滅茶苦茶な理屈を捏ねています。曰く「原発を全部止めたら電力供給が7割に減る。夏場にエアコンの使えない弱者が死んでしまう」だそうで、開いた口がふさがりません。どうもこの連中にとっての「弱者」は「原発を止めた結果の電力不足でエアコンが使えずに死ぬ人」と定義されるようです。去年の夏の猛暑では生活保護の受給者や老人などがエアコンを使えず、下手すると水道すら止められた末に亡くなっていましたが、去年の猛暑はどこかのえらい政治家が言うとおり、何か途方もなく悪いことをしでかした(私が思うに「我欲に塗れた」に相違ありません)人への「天罰」であり、したがって死んだ人は「弱者」ではなかったのでしょう。

原発がぶっ壊れたとか止めるとか、そういう話が出て来た時に弱者の生存権の保障に俄然目覚めるってのは何なんですかね?原発を擁護するついでに「弱者」にも生存を保障してやってもいいという程度の認識なんですか?しかも「7割に減ると弱者が死ぬ」というのは要するに「電気が足らないなら生命維持に電力が不可欠な病人や病院に優先的に廻そう」などとは考えず、「弱者」は「強者」が分け前を分捕った後のおこぼれの電力しか使わせてもらえない生命維持に人工呼吸器や人工透析機などが不可欠で電力を健常者より多く必要とする「弱者」であったとしても「強者」と同じように一律に電力の利用を3割減らすべきで、それで足りなきゃ死ぬのもしかたないという認識で、しかも現実がそうだったとしても是正する意志は皆無ということです。なんだ、弱者を殺すのは原発の停止じゃなく、電力を抱え込んで弱者に配分しない「強者」と、それを容認する電力不足とあらば弱者の使う電力も容赦なく削って当然と考える原発推進派の仕業じゃないか。

ところで、この「3割減で弱者が死ぬ」理論はこれ自体が大概アホらしい代物であることは上で指摘した通りなのですが、驚くべきことに輪をかけて馬鹿らしい派生バージョンもあります。あなたは知ってましたか?「原発を止めると江戸時代に逆戻り」するということを!江戸時代の発電機っていえば、日本史が苦手なボクでも知ってる超有名なアレですね「平賀源内のエレキテル」!江戸時代にどんな家電製品があったか寡聞にして存じ上げないのですが、風力だ火力だ水力だ太陽光だガスタービンだコンバインドサイクルだ核分裂だと科学技術を駆使して発電している現代のなんと7割もの電力を、江戸時代には人力駆動の摩擦式発電機で賄っていたようです。凄いなぁご先祖様。日本人に生まれたことに誇りを感じてしまいます!……でも、だったら残り3割もエレキテル作って発電すれば原発要らないよ?

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2011年02月13日

「こんな金があったら」?お前のことだ、ロクなことには使わんだろ(嘲

大阪府の橋下徹知事(以下、クソ知事)は論理の整合性(by ホーチンフェイ先生)など知ったことでない言動が顕著な政治家なのですが、相変わらず支持率は高いようです。こんな支離滅裂な人間を何故に府民の多数が支持し続けられるのか理解に苦しむ当方に、誰か「大阪府民は芸人やさかい、故意に酷い知事を選んで他県の人にウケようとしてんねん」以外に納得のいく説明をしてやってくれませんか。

まずは去年10月頭の発言です。「教室にエアコンは不要? 「集中力鍛える」と橋下氏 - 47NEWS(よんななニュース)」。エアコンの無いトコで無理やり勉強して知恵熱を出すと、脳味噌が煮えて誰かさんみたくお馬鹿になるんですね、非常によく分かります。「子供が笑う大阪」のために、エアコンの設置は待ったなしの急務のようです。

答弁に立った橋下氏は「37〜38度で勉強しろ、というのは酷」とは言いつつ「暑いからといって全部エアコンというのは、かえってマイナス」と言及。さらに「ある程度の環境の中でも勉強はする、集中力を鍛えるということも必要」「司法試験の受験の時もエアコンが付いていない世代だったが、付く世代になってからは精神力が弱くなったという声も法曹界ではある」と一気に続けた。

お次はその4ヶ月後、今年1月末の発言。「「建設費を学校に」 橋下知事が大阪市の近代美術館計画に反対 - MSN産経ニュース

大阪市が122億円をかけて北区・中之島に建設を計画している市立近代美術館について、大阪府の橋下徹知事は30日、「こんな金があったら小学校にクーラーを、中学生に給食を」と述べ、建設に反対する考えを示した。大阪市内で地域政党「大阪維新の会」が行った街頭演説で語った。

……たった4ヶ月前に小学生の精神力を鍛えるためにエアコン要らないとかゆってたのは誰ですか。それとも、共産党が求めたことは良いことでも反対するという条件反射をどこぞで刷り込まれているとか?

ところで「子供が笑う大阪」のためにクソ知事がぶち上げたのは「小学生をUSJにご招待」ですが、「[橋下知事の小中学生USJ招待構想が頓挫 +(1/2ページ)] - MSN産経ニュース」によると、予算不足で頓挫したようです。

大阪府の橋下徹知事が、大阪市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」に約70万人にのぼる府内の公立小中学生全員を公費で招待することを目指した構想が事実上、頓挫していることが分かった。数十億円にのぼる巨額の費用を工面するめどが立たないためで、「子供が笑う」を目指した橋下プランは棚上げ状態になっている。

大阪市が美術館を諦めた分の金をクソ知事が手にしたら、エアコンだの給食だのよりUSJを儲けさす方に回りそうな気がしますがどうでしょうか。上記の産経記事の末尾で触れられていた「コミュニティバスを廃止してタクシーチケット配布」といい、クソ知事はこういう「民活」(別名「特定企業/業界への利益誘導」)にご熱心でいらっしゃいますねぇ。

ラベル:橋下クソ知事
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2010年12月28日

産経新聞記者は日本語の能力不問らしい

民主党憎しで凝り固まった産経新聞が「仙谷氏「専業主婦は病気」と問題発言か 本人は「記憶にない」と釈明 - MSN産経ニュース」なる記事で、性懲りもなく歪曲報道をやらかしてくれました。俺も民主党は大嫌いですが、ここまでなりふり構わない姿勢を見ると「必死だなw」と嘲笑せざるを得ませんね(強調はあぐりこら、引用部の誤字脱字その他は原文ママ)。

仙谷由人官房長官が4月の子育てシンポジウムでの講演で「専業主婦は病気」と受け取られかねない発言していたことが27日、分かった。仙谷氏は同日の記者会見で「そんな表現をした記憶はない。男性中心社会の固定観念が病気であると、絶えず申しあげてきた」と釈明した。

仙谷叩きのネタが見つかって欣喜雀躍するあまり助詞まで書き忘れてしまっているんですね、わかります(嘲)。ところでその「受け取られかねない発言」ってのはどういう代物なんでしょう?

幼稚園情報センターのホームページなどによると、仙谷氏は4月26日、全国私立保育園連盟による「子供・子育てシンポジウム」で講演し、「専業主婦は戦後50年ほどに現れた特異な現象」と分析。「(戦後は女性が)働きながら子育てする環境が充実されないままになった。もうそんな時代は終わったのに気付かず、専業主婦に家庭の運営を任せておけばいいという構図を変えなかったことが、日本の病気として残っている」などと発言した。

……これのどこが「専業主婦は病気」と受け取られかねない発言なんだ?どこからどう見ても、家庭のことは専業主婦に丸投げすればいいという価値観が日本の病気であり、専業主婦自体には何にも言っていないわけですが産経記者にはちょっと難しい日本語だったんですかねぇ。毎度のことですがこの新聞社の記者になるために日本語能力って必要無いのかよ?と心底呆れ果ててしまいます。こんなダメ記者ばかり寄せ集まっててよくまぁ潰れないもんだとある意味では寒心感心しますね。

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2010年11月23日

珍説!!関東大震災は政府の自作自演だった!

フルタイムのアルバイトを始めたり自動車教習所に通ったり(仮免許を取得しましたが手間取りすぎて教習料を追加で払わないといけないのが頭痛い……)して、産経ヲチは続けていてもブログ更新の暇をなかなか確保できません。そんな状況でもさすがにコレはあんまりだ、と思った酷い「【産経抄】11月22日」をこき下ろしておきます。

もっとも、事件(あぐりこら註:日比谷焼き討ち事件)にはまだ謎が多い。各地で警察署や市街電車が襲われた現場には、指揮者がいた、との証言が当時からあった。黒幕は当時の首相、桂太郎その人だと主張する研究者もいる。
民衆の怒りの「ガス抜き」を図り、その上で言論統制に乗り出したというのだ。確かに事件の翌日、戒厳令と新聞雑誌取締令を発した政府の手際はあまりによすぎた。この説に従えば、情報隠蔽(いんぺい)に走る政府の恐ろしさが強調され、仙谷氏の発言はやぶ蛇となる。

へぇ、翌日に戒厳が宣告されると、政府の手際は「あまりに良すぎ」るから自作自演を疑って良いんですか。たとえば関東大震災も翌日に戒厳が宣告されている模様ですな。震災当時は首相が急逝して不在で、おまけに政府にも震災の被害が及んでいたというのに、桂太郎が首相だった日比谷焼き討ち事件とほぼ同じ「翌日」に戒厳を宣告するわけですから、これは日比谷焼き討ち事件当時の政府をも上回る手際の良さと断言して差し支えないでしょう。政府の自作自演に相違ありませんね。

地球にはかつて超古代文明が栄え、原子間力を操作して超高密度の物質を作る技術が開発されたんでしょう。そしてその技術で破壊不能な装甲を作ろうとしたのですが、質量が大きすぎて使い物にならず、大重力の人工天体に大都市上空を通過させて大地震を発生させる「地震兵器」が建造されたに相違ありません。政府は隠密裡にこの地震兵器の制御法を手に入れ、首相の不在を良いことに帝都上空を通過せしめて大震災を起こしたのです!

……以上、元ネタは小川一水「復活の地」(ハヤカワ文庫)でした。

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2010年09月25日

尖閣諸島に領土問題は存在しない(キリッ

クソ知事懲戒処分決定を言祝いでここ一週間の嗤える動きでもまとめてみようか、と思ったのですが、また産経新聞が面白いことをしてました。尖閣諸島の領有に関する政府の見解は「ウチの固有の領土に領土問題なんてあるわけないじゃないかHAHAHA」なのですが、産経新聞社は一体コレをどう説明するのでしょうか。

msn-sankei-20100925.png
ラベル:産経新聞 ネタ
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2010年08月24日

ニッポソの未来を担う花形産業「コールセンター」

今日じゃなくて昨日の産経抄これが「産業経済新聞」のコラムなのか?と本気で首を捻ってしまう代物でした。あ、3が付く日だからアホなのか。

昨年夏から、在大阪インド総領事を務めるヴィカス・スワラップさんが、日本に来て一番驚いたのは、 日本人が英語を話せないことだった。小紙(大阪版)のインタビューで語っている。 戦後米軍の駐留を経験し、トヨタやソニーを生んだ国なのに、と首をかしげる。

映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作「ぼくと1ルピーの神様」の著者が外交官だというのは知ってましたが、 日本にいたとは知りませんでした。ちょっとびっくり。

世界に冠たるハイテク企業を輩出した日本で英語を話せる人が少ないという事実は、インドみたいにインテリが軒並み英語を使う国から見ると確かに驚きでしょうが、母国語を使って科学技術先進国になったことは日本が世界に誇れる数少ない偉業の一つです。よもや反論せずに言われっぱなしだったんじゃあるまいな、抄子。

スワラップさんは、昨年大ヒットした映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作者 (邦題『ぼくと1ルピーの神様』)だ。スラムに暮らす18歳の無学の少年が、 なぜクイズ番組で全問正解し、巨額の賞金を獲得できたのか。 謎を解き明かすうちに、インド社会の諸相をあぶり出していく

「諸相」とか腰の引けた表現を使わずキチンと「暗部」と書けばいいのに。私は映画は見ていませんが、原作は面白いのでお勧めです。

映画ではカットされたが小説では、英国人神父から学んだ英語が、少年の危機を何度も救う。 スワラップさんによれば、英語はインド社会で上に昇るための「はしご」にほかならない。

主人公が孤児院にいた頃、悪徳里親(どう悪徳なのかは読んでみてのお楽しみ)と悪徳園長の会話(英語)を盗み聞きした主人公が、悪徳里親に引き取られそうな弟分を連れて孤児院を脱走する一幕があったのは憶えてますけど、他に英語が「危機を救う」シーンっていくつありましたっけ?英語ができるからとオーストラリアの駐在武官の家に住み込んで働いていたら……みたいな、英語が招いた危機を機転で切り抜けたエピソードなら記憶にあるんですけど。また、インドでは英語が成功の必要条件かもしれませんが「他所は他所、ウチはウチ」という言葉もあります。インドの真似がしたいなら日本もカースト制度を導入してみますか?

楽天などが社内の英語公用語化を発表して、「日本人と英語」をめぐる論議に再び火がついた。日本人同士が英語で行う会議など、こっけいとしか言いようがない。一方で英語に限らず、語学下手と公言していいのは、ノーベル賞受賞者の益川敏英教授ら一部の天才だけという気もする。

母語である日本語すらまともに読めない・書けない・話せない日本人が腐るほどいる状況で 社内の公用語は英語にするのは滑稽だと私も思いますが、他人が「語学下手」を公言する資格を、下野なう新聞のコラム風情が云々するのは輪をかけて滑稽です。

ところで、近ごろ「幸福立国」などともてはやされるインドの隣国ブータンは、「英語立国」をめざしている。小学校から英語で授業を受けているから、若者は総じて英語が堪能だ。それを生かしてコールセンター誘致の計画もある。

コールセンターって「英語を話せる人間を安く大勢雇える国」の花形産業なんですけど、 「産業経済新聞」は日本もブータンやインドやフィリピンと張り合って「英語立国」すべきという考えなのでしょうか。さらに指摘しておくと、こういうコールセンターのテレフォンオペレータの大半は「流暢ではないが、十分理解できる英語(←誇大広告)」を話すため、アメリカ辺りじゃ「電話は通じても話は通じない」と評判が悪いそうですが。

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2010年08月15日

因果関係?何ソレ美味しいの!?

毎年8月になると(常日頃も大して思考能力があるとは思えませんが)産経新聞や自称愛国者の皆さんがいきなり思考能力を奪われ、しかも3の倍数の日に顕著であるという現象について、当ブログでは数年前から注意を喚起してきましたが、今年の産経は3の倍数に加えて3のつく日(13日)もスコブル頭の悪いことを書いて、ますます世界のナベアツ化が進みました。6日と9日の産経は……例年通りで忌々しいほどゲスだった、と思っていただきたく。

心臓の移植を受けた40代の女性が手術後、食べ物の好みが変わり、性格が男っぽくなった。心臓を提供したドナーの家族を捜し出すと、バイク事故で脳死になった18歳の若者の嗜好(しこう)と一致していることがわかる。  ▼いわゆる「記憶する心臓」の事例が、アメリカで報告されている。似たような話が、二千数百年前の中国でもあったことを、加藤徹さんの『怪力乱神』(中央公論新社)で教えられた。
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posted by あぐりこら at 14:10| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月16日

千葉法相を問責するよりコイツに議員辞職を勧告しようぜ

「千葉法相の問責案提出を」安倍元首相、続投を批判 - MSN産経ニュースという「産経ネタ」の記事があります。産経ってホント安倍ちゃん好きだよなぁ。

自民党の安倍晋三元首相は15日、参院選で落選した千葉景子法相が閣僚を続けていることを「国民がノーを突き付けたのに閣僚として残るのは問題だ」と批判し、参院に問責決議案を提出すべきだとの考えを表明した。自民党を中心とする保守系議員の勉強会「創生日本」(会長・安倍氏)の会合で述べた。
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2010年06月08日

アメリカは日本人の記憶力を過小評価している

いきなり何を電波なことを言ってやがりますかコイツは、と見放さないでもうちょっとおつきあいください。

日本人が「ノーモア広島!ノーモア長崎!ノーモア被爆者!」を唱えると「リメンバー真珠湾!」といって応戦する(「したつもりになる」の方が正確ですが)メリケンが湧いてくるという話は時々耳にします。リメンバーは「思い出せ」という意味なので、アメリカ人は日本人が真珠湾攻撃を忘却の彼方に追いやっていると考えているのだ!精神年齢がお子ちゃまと言ってみたり記憶力を疑ってみたり、宗主国様の日本蔑視はマジパネェぜまったく!!

……えっ「やっぱりコイツ大した電波だぜ」と思いました?

そう思ったけど続きを読む
ラベル:トンデモ
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2010年05月22日

ブログのトラバ制限ができない?

過日seesaaブログではシステムアップデートがあったのですが、どうやらその際に「とある機能」が勝手に削られていたみたいです。

移行前は「言及リンクを含めたエントリからのみトラックバックを受け付ける」という機能があったのですが、どうもこれが無くなった模様。どうりで「風」さんから送られてきたトラックバックがきっちり承認待ちになってるわけだよ。あーあ。

posted by あぐりこら at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

「いっぺん死」ぬくらいじゃ足りない人たち

石原慎太郎という耄碌爺は産経新聞紙上に連載エッセイ「日本よ」(……タイトルを書くだけで恥ずかしくなるんですけど?)を 持っています。ヨタクリごとを書いてる暇があったら1日8時間週5日都庁で仕事しろよ賭知事。そんな石原慎太郎(というかこんな犬野郎は「狆太郎」で十分ですので以下では狆太郎と呼称します)の最新エッセイがこれまた心底ろくでもない代物です。このブログのタイトルはご覧の通り「どいつもこいつもいっぺん死ね」ですが、この狆太郎と、後で登場する戸塚宏は「いっぺん」くたばるくらいじゃ足りないゲス野郎だと断言するに何の躊躇もありません。

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ラベル:トンデモ
posted by あぐりこら at 01:45| Comment(3) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月19日

外国人看護師の受け入れ自体は結構だが

日本では看護師や介護士が不足している一方、東南アジアでMADE IN JAPANを売りさばきたいので、インドネシアやフィリピンから研修生を受け入れて介護士とか看護師になって働いて貰い、そのかわり母国で日本の工業製品の関税まけてね、という制度があります(実際は日本側も一部の農作物の関税障壁を撤廃するなど、広範な相互協力協定ですが)。

しかし、実際に日本に来た外国人研修生にとって日本語というハードルは極めて高いようで、合格率が惨憺たることになってしまい制度の実効性が問題になりかかかっているんだとか。俺は外国人看護師の受け入れ自体には賛成する一方、この制度には大反対で、政府は馬鹿なことをしたもんだと常々思っているのですが、自民党政権時代の失政を糊塗したいんだか、それとも協定が破棄されて関税が復活してお企業様の利益が減っては一大事なのか 「試験問題なんて英語や母国語でよくね?」とワケわかんないことを言い出しているのが自民党の先棒担ぎにして財界御用の自称全国紙、産経新聞です。

試験にしても、まずは暫定措置として、試験問題の漢字にルビを振ったり、問題自体に母国語訳を付けたりすることも検討されていい。 英語の試験問題を作ることも考えられよう。要は知恵を絞ることが大事だ。

……いや、この外国人研修生って、日本の看護師資格を取ったら日本の医療機関で看護師として働くんでしょ?それなのに母国語や英語で出題した問題を回答できれば良いんですか?

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posted by あぐりこら at 17:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

今ならブッ○オフで100円です

マイケル・ムーアの「アホでマヌケなアメリカ白人」(原題"Stupid White Men")は10年ちかく前の本ですが、 驚くべきことにちっとも内容が古びていません。今なら新古書店などで山積みになって叩き売られてますので、 まだ読んだことがない方は購入して読んでみるといいのではないでしょうか。 もっとも、内容が古びないのはマイケル・ムーアの功績ではなく、アメリカが相変わらず「アホでマヌケ」だというトホホな理由なんですが。

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ラベル:トンデモ
posted by あぐりこら at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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