2011年04月17日

「停電で弱者が死ぬ」!?馬鹿言うな、お前らが殺すんだろ

更新をサボっている間に大地震が起きて福島の原発が盛大にぶっ壊れました。反原発な人は当然「だから反対してたのに」と言ったわけですが、コレが原発推進派(つーかもうコレ「信者」じゃないの?)の癇に障るらしく「ここぞとばかりに得意がるとは不謹慎」「建設的でない」などというむちゃくちゃな理屈でこれを糾弾しようとしていまして、余りの馬鹿らしさに失笑を禁じ得ませんでした。

さて、この人たちは震災から一月が経過して「じゃあ今後日本のエネルギー政策はどうするか」みたいな話が出て来た時に、またぞろ滅茶苦茶な理屈を捏ねています。曰く「原発を全部止めたら電力供給が7割に減る。夏場にエアコンの使えない弱者が死んでしまう」だそうで、開いた口がふさがりません。どうもこの連中にとっての「弱者」は「原発を止めた結果の電力不足でエアコンが使えずに死ぬ人」と定義されるようです。去年の夏の猛暑では生活保護の受給者や老人などがエアコンを使えず、下手すると水道すら止められた末に亡くなっていましたが、去年の猛暑はどこかのえらい政治家が言うとおり、何か途方もなく悪いことをしでかした(私が思うに「我欲に塗れた」に相違ありません)人への「天罰」であり、したがって死んだ人は「弱者」ではなかったのでしょう。

原発がぶっ壊れたとか止めるとか、そういう話が出て来た時に弱者の生存権の保障に俄然目覚めるってのは何なんですかね?原発を擁護するついでに「弱者」にも生存を保障してやってもいいという程度の認識なんですか?しかも「7割に減ると弱者が死ぬ」というのは要するに「電気が足らないなら生命維持に電力が不可欠な病人や病院に優先的に廻そう」などとは考えず、「弱者」は「強者」が分け前を分捕った後のおこぼれの電力しか使わせてもらえない生命維持に人工呼吸器や人工透析機などが不可欠で電力を健常者より多く必要とする「弱者」であったとしても「強者」と同じように一律に電力の利用を3割減らすべきで、それで足りなきゃ死ぬのもしかたないという認識で、しかも現実がそうだったとしても是正する意志は皆無ということです。なんだ、弱者を殺すのは原発の停止じゃなく、電力を抱え込んで弱者に配分しない「強者」と、それを容認する電力不足とあらば弱者の使う電力も容赦なく削って当然と考える原発推進派の仕業じゃないか。

ところで、この「3割減で弱者が死ぬ」理論はこれ自体が大概アホらしい代物であることは上で指摘した通りなのですが、驚くべきことに輪をかけて馬鹿らしい派生バージョンもあります。あなたは知ってましたか?「原発を止めると江戸時代に逆戻り」するということを!江戸時代の発電機っていえば、日本史が苦手なボクでも知ってる超有名なアレですね「平賀源内のエレキテル」!江戸時代にどんな家電製品があったか寡聞にして存じ上げないのですが、風力だ火力だ水力だ太陽光だガスタービンだコンバインドサイクルだ核分裂だと科学技術を駆使して発電している現代のなんと7割もの電力を、江戸時代には人力駆動の摩擦式発電機で賄っていたようです。凄いなぁご先祖様。日本人に生まれたことに誇りを感じてしまいます!……でも、だったら残り3割もエレキテル作って発電すれば原発要らないよ?

posted by あぐりこら at 20:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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