2038年01月19日

初めて当ブログをご覧になる方へ

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2009年12月22日

花岡信昭・拓殖大学大学院教授による小沢批判がユニークすぎる

現役の産経新聞記者だった頃、モーニング娘。に対する中傷や沖縄の米兵による強姦事件の被害者へのセカンドレイプなど、ブログ・メールマガジンその他で数々の筆禍事件(別名「炎上」)を起こした花岡信昭氏は、現在拓殖大学の大学院で教鞭を執っておられます。

中国の習近平副主席の訪日に際して、政府が「1ヶ月ルール」を無視して天皇と習副主席の会見をねじ込もうとし、それに抵抗した羽毛田宮内庁長官を民主党の小沢幹事長が痛烈に批判した件でここしばらく世間がかまびすしかったのですが、花岡教授はこの件に関してご自分のブログで「宮内庁長官は認証官:イザ!」という、実に「ユニーク」な小沢批判を展開しています。

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2009年12月19日

これには同意せざるを得ない

山口二郎という政治学者がいます。この人の書くことはだいぶアレなので眉に唾を付けずには読めないと考えているのですが、そんな俺ですら大筋では同意せざるを得ないコラム「山口二郎の政治時評」が「週刊金曜日」780号に掲載されていました。サブタイトルは「他の基地は好きに使っておき沖縄の移設で日米同盟崩壊?冗談はやめていただきたい」です。読んでの通り普天間の海兵隊基地移設が揉めている件で「日米同盟の危機!」とか煽っているアホ共を批判したコラムです。

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2009年12月05日

火事場泥棒に贈る聖書の言葉

曽野綾子という作家がいます。聞くところによるとキリスト教徒(カトリック)らしいです。この小説家の書く小説がどうなのかには興味も関心もありませんが、その信心に関しては疑わしい点が多々あります。

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2009年11月15日

「週刊金曜日」で産経の「対馬が危ない」キャンペーンを嘲笑している件

知らない方のために一応説明しておきますと、韓国の釜山と福岡の真ん中辺りの海に対馬というちょっとでかい島がありまして、ここの土地を韓国人が買い占めてるから乗っ取られそうで危ない危ない!というのが 産経新聞社がぶちあげた「対馬が危ない!」キャンペーンです。ジャパンマネーでタイムズスクエアの一等地を買い漁るのは良くて韓国マネーで対馬を買うのはダメなのかよとか、アメリカ様の基地は全肯定しといてよく言うよとか、ツッコミどころありまくりのキャンペーンなわけですが、これの尻馬に嬉々として乗っかった山谷えり子衆議院議員(産経グループのフジサンケイリビング出身)や平沼赳夫などが国会で怪電波をゆんゆんしてみたり現地視察で毒電波をゆんゆんしてみたり色々と物議を醸しました。

週刊金曜日775号に掲載された柳原滋雄氏のルポ"「対馬が危ない!!」キャンペーンのお粗末"は産経の記事が如何に滑稽きわまるデタラメかをコンパクトにまとめたものですが、その中から面白いところを抜粋してみます。

私が対馬市役所の市長室を訪ねたのは今年六月。対馬は福岡・長崎両空港から、空路で三十分ほどの距離にある。 前年三月、現職市長を破って当選した市職員出身の財部能成市長〈五一歳)は、取材に対しこう答えた。 「市当局で確認できる限り六九六平方キロの対馬の土地のうち、韓国人の所有四万八〇〇〇平方メートルです。 比率にすると、〇.〇〇六九%に過ぎません。しかもこのなかには、古くからの韓国人住民の土地も含まれ、 これで『買い占め』という表現は当たらないのではないかと考えています
加えて「〇八年後半からのウォン安の影響で、最近はそう言う話も全く聞かない」と、 取材に同席した永尾榮啓・総務企画部長ともども顔を見合わせるのである。

「〇.〇〇六九%」=百万分の六十九。これがどれくらいささやかな面積か、イメージしてみましょう。1m×1m = 100万mm2の正方形が対馬だとすると、その中の一辺が8mmより気持ち大きめで9mmより小さい(8mm×8mm = 64mm2<69mm2<9mm×9mm = 81mm2)正方形、つまり手の小指の爪(俺の場合は10mm×10mm = 100mm2くらいです)より狭い土地を買うだけで「買い占め」で「危ない」わけです。「針小棒大」「妄想」という外ありません(山などを取っ払った「商業地」「宅地」などで考えると比率はもっと高くなるでしょうけど)。

その次では、現状では対馬の永住外国人は全人口の0.3%(全国平均は1.7%)なので、現状で地方参政権を付与しても問題にならんでしょ、と指摘してます……ということは状況が変化すると地方参政権の付与が問題になるのか?とか突っ込みたくなりますが、それは本稿の趣旨から外れるので措きます。

さらに、日大の百地章教授とか櫻井「妙齢の女性ジャーナリスト」よしことかがこのキャンペーンに乗じて講演会だの雑誌コラムで騒いだが、こういう産経文化人のバックには極右思想集団「日本会議」がいるんだよ!という、産経ヲチャには常識の部類に属する指摘があったりします。

「スパイ」疑惑については「自衛隊施設に隣接する土地を韓国人が買いあさっている!諜報のためだ!!→ウォン安でさっぱり音沙汰無くなっちゃいました」とか、民団(在日本大韓民国民団)職員の配偶者(自衛隊と仕事上のつきあいがある)がスパイらしいというでっちあげ報道をぶちかましたが、件の職員は産経の書いた「事務局長」ではなく実際には「総務部長」だったとか、ウラ取りをしない産経の真骨頂といった感があります。そして最後の〆。

この一〇月、『産経新聞』は今度は「与那国島が危ない」と題する類似キャンペーンを一面トップで始めた。「危機」を煽る同紙流の手法はここでも似通っている。

産経新聞には全国津々浦々の島々を「危ない」キャンペーンで制覇して頂きたいところですね(棒読み)。

posted by あぐりこら at 14:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

どこまでも無責任

なんだかえらく更新間隔が開いてしまいました。

朝日新聞記事によると先日2016年オリンピックに落選したばかりの「賭知事」が2020年大会の招致に立候補すると発表したそうです。

東京都の石原慎太郎知事は6日、朝日新聞の単独インタビューに応じ、「(2020年夏季五輪招致に)名乗りを上げることが私の責任だ」と語り、五輪招致に再挑戦する考えを示した。

何が私の責任なんだか理解に苦しみます。どっちかというと私の無責任の方がよほど正確だと思うのですが。だいたい、私が先日のエントリで取り上げたインタビューではこんなことを言ってましたけど、結局どうなったんですか?

また、2020年夏季五輪招致の有無については「負けた原因の分析も終わっていない」として明確な回答を避けたが、「誰に聞いても東京のプレゼンは圧倒的に良かったと言う。だけど結果はリオに決まった。そういう(IOCの)力学をもっと勉強しなくてはならない」とも。

こんなことを宣っておいて「アプライ」するからには「負けた原因の分析」や「そういう(IOCの)力学」のお勉強はつつがなく完了したのでしょうね?俺は都のオフィシャルな敗因分析なんて見たことないんですけど。

タグ:トンデモ
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2009年10月14日

【猿島が危ない】(上)米国野放しの「同盟の海」 原子力空母誘致、市の悲願?

先日、南方の島嶼防衛を「遅きに失したと言いたい」と主張していた産経新聞は「対馬が危ない」キャンペーンに引き続き「与那国島が危ない」キャンペーンをおっぱじめた模様です。さっそくパロディを拵えようと思ったのですが……タイトルを書いただけでうんざりしてしまい、本文を茶化す前に挫折しましたorz。

ローカルネタなので一応解説しておきますと、「猿島」というのは神奈川県横須賀市の海岸から2kmにも満たないところにある無人島で、上々颱風の「ヨコスカ・バーニング・ナイト」に「浮かぶ猿島 恋の島 今宵出船かミッドウェー」と歌われた島です。

posted by あぐりこら at 22:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

【断】宮武外骨 悪人の死屍には鞭(むちう)て

「死屍に鞭つなかれ」とは、例の偽道学者の言である。その人の生前にはテキパキと言いえないで、死後に悪罵する卑怯者は例外として、いやしくも非難すべき点があるのならば、その人の生前と死後との別なく、ビシビシと痛撃を加うべしである。

「彼は悪い奴であったが、モー死んだのだから憎むには及ばない。むしろその死を憫(あわ)れむべしである」と言うがごときは、自己本位の憎悪であり同情であって、我が身の生活に妨害を加うる敵者と見ての私情の流露に過ぎない。死屍に鞭つのを不道徳とするのならば、弓削道鏡は悪僧なり、足利尊氏は逆賊なりと論ずる歴史家をも責めねばなるまい。誰か国家的観念より出づる痛罵を非とせんや、我が国現行の刑法(※執筆当時の旧刑法)には左のごとき条文がある。第二百三十条の二項に、

『死者の名誉を毀損したる者は誣罔(ふもう:偽り)に出づるにあらざればこれを罰せず』

死後には、個人たる悪人を曲庇(きょくひ:道理を曲げてかばう)する必要のないことが、この条文にも現れている。そして国家が歴史伝記を尊重するゆえんは、要するに破邪顕正(はじゃけんせい:悪を滅ぼして正義を示すのだ♪)を社会的教訓の根本と見るからである。ゆえに社会に害毒を流せし悪人に対しては、大いにその死屍に鞭って、もって徹底的膺懲(ようちょう:こらしめる)の刑を加うべしである。

我輩はこのごろ、偽人の死に対する諸新聞の評言を読んで一層この感を深くした。

※河出文庫「宮武外骨 面白半分」より抜粋して注釈を加え、タイトルを産経コラムっぽく改変。

記者会見で醜態を晒して一躍お茶の間の嘲罵の的となった中川昭一・元財務大臣が死亡したそうです。私も外骨先生の上記の一文に賛同し、悪人の死屍は大いに鞭打つべきだと思いますので、あの世の中川(酒)氏にはこの言葉を贈りましょう。

死もまた、社会奉仕(晩節を汚した維新の元勲、山縣有朋の死を評した石橋湛山の言葉)

追記:総務省行政管理局の法令データ提供システムで調べてみたところ、名誉毀損は今でも刑法第二百三十条でした(現行の刑法も基本的には大日本帝国の刑法を引き継いでいるので当然といえば当然ですが)。現行の刑法第二百三十条の条文は以下の通りです(強調はあぐりこら)。

第二百三十条
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
2 死者の名誉を毀損した者は、虚偽の事実を摘示することによってした場合でなければ、罰しない。
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力学を 知らぬは賭知事 ばかりなり

2016年の夏季オリンピック開催地はリオデジャネイロに決まりました。近年発展著しく、南米大陸初の五輪開催という強力な動機付けも持っている最有力な候補地、という事前の下馬評通りの結果でした。オリンピック開催がブラジルのさらなる発展に繋がることを祈念し、祝福の意を表します。

さて、東京へのオリンピック招致を強力に推進した張本人(盛大に足を引張った張本人でもある)石原慎太郎「賭知事」の敗戦の弁を聞いて、俺は呆れ果てました。

また、2020年夏季五輪招致の有無については「負けた原因の分析も終わっていない」として明確な回答を避けたが、「誰に聞いても東京のプレゼンは圧倒的に良かったと言う。だけど結果はリオに決まった。そういう(IOCの)力学をもっと勉強しなくてはならない」とも。

今さら何を言っているのだ、この耄碌爺は?「2008年に東アジアで北京オリンピックが開催されたわずか8年後に東京が選ばれる見込みはほとんど無いし、今回は南米初の五輪開催を目指すリオデジャネイロが立候補しており、東京より遙かにオリンピック開催地にふさわしい。とっとと立候補を辞退しろ。誘致活動やオリンピック関連施設の整備(築地市場移転とか色々)に無駄ゼニを使うな」と、 どこぞの地方自治体の首長よりよほど「IOCの力学」を知悉した招致反対派の人が前々から指摘していたわけですが、それを無視して招致活動に狂奔していたのはどこのどなたでしたっけ?しかもそれで負けたら「もっと勉強しなくては」?「鉄面皮」「厚顔無恥」というのは賭知事のためにあるような言葉ですね。

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2009年09月22日

これも天が用意した危機ですが?(嘲

櫻井よしこという「妙齢の女性ジャーナリスト」(by bogusnewsコメント欄)がおります。 アメリカにはアン・コールターという最低な「妙齢の女性政治家」(ちなみに共和党)が いるのですが、櫻井(「氏」なんて付けるのは勿体ない。呼び捨てで十分です)はその日本版とも言うべき 下劣な理屈をあちこちで吐き散らしており、当ブログでも批判したことがあります。

そんな櫻井のコラム「 【正論】民主党政権発足に寄せて ジャーナリスト・櫻井よしこ」が例によってMSN産経の「正論」欄に掲載されていたのですが、 大いに不快な(ある意味では愉快な)内容だったので思わずはてブ してしまったことでした。以下に特に不快な部分を抜粋してツッコミを入れてみます。

私たちはすでに、奇妙で不条理な幾つかの動きを米欧諸国で見てきた。米国下院は事の真相を確かめることもなく、慰安婦問題で日本非難の決議を採択した。 カナダは、「南京大虐殺」など日本の「蛮行」を詳述した教科書を導入した。 欧州でも同様の動きがある。受け容(い)れ難い捏造(ねつぞう)に基づく日本非難の歴史観と、拭(ぬぐ)い難い対日不信が国際社会に広がりつつある。
慰安婦決議のマイク・ホンダ氏に見られるように、この種の一連の動きの背景に中国共産党の戦略、戦術があると考えてよいだろう。 中国が表で展開する微笑外交と裏で進める反日情報戦略の結果、日本は、自由、民主主義、国際法、人権と人道などの価値観を共有する 欧米諸国から厳しい批判を受けるに至った。中でも米国は同盟国だ。本来ならば、より良い世界を構築するために手を携え、協力し、助け合うべき間柄だ。
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posted by あぐりこら at 21:06| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする